バランス☆食 |
食とバランス |
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30品目バランス |
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旧厚生省が1985年に発表した「健康づくりのための食生活指針」の なかで栄養のバランスをとるため「1日30品目、一定の食品に偏らず多くの食品をバランスよく食べましょう」と呼びかけました。 このバランスよく食べることに、実は落とし穴がひそんでいるのです。 確かに一見、さまざまな食品群の中から種類の違う栄養をまんべんなく体に摂り入れることは健康な体づくりに欠かせないように思えますね。 ところが人間の体、食物の消化吸収に関する機能はあれもこれも一遍に体の中に入れると大混乱をおこしてしまうのです。 自然界の動物たちは、一度の食事にあれもこれもは食べませんよね。 どうしてか?といいますと、食べ物を消化するときに必要な消化酵素は動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品など)のときは酸性の消化酵素、炭水化物(米、パン、麺類、イモ類など)のときにはアルカリ性の消化酵素が必要でありまったく逆なのです。 つまりバランスよくと思って多品目の食材を食べた結果胃や腸のなかでは消化するのに、大変なエネルギーと時間を要することになるのです。 ごはんを食べた後、眠くなるのは食べたものを消化するために体が莫大なエネルギーを使っているためです。 消化するのに時間が掛かるということは胃の中、腸の中に長時間食べ物がとどまっていることを意味します。 完全に消化されないで消化器官内にとどまった肉などのタンパク質は腐敗してアンモニア、硫化水素、インドール、スカトールといった非常に毒性の強い有害物質を形成していくことになります。 炭水化物も未消化状態が続けば、発酵してアルコール、二酸化炭素、酢酸といった毒性物質へと変化してしまいます。 こうして溜まった毒素が体のあちこちへとめぐり、長い時間をかけて細胞を傷つけ生活習慣病やさまざまな病気の原因となると考えられます。 もしもあなたのウンチやオナラが臭かったら、それはあなたの食べた食べ物が消化器官内で吸収されずに腐敗しているというサインなのです。 それではどういう食べ合わせにすれば消化器官に負担をかけないのでしょうか。 野菜、特に生の野菜は消化に用いられるエネルギーがずっと少なくてすみます。 ですから野菜とタンパク質(肉、魚、卵、乳製品など)もしくは野菜と炭水化物(ご飯、パン、パスタ、芋類など)という組み合わせはマルです。 それから果物ですが、果物はほとんど胃で消化する必要がありません。 果物は自ら独自の消化酵素をもっているので、熟したときから消化が進んでいると考えられます。 私たちの体内に入った時にはすぐに吸収できるブドウ糖という形に変わっています。 ですから胃のなかには、ほんの20分程とどまっているにすぎないのです。 タイガーウッズが試合中にバナナを食べるのは有名な話ですね。 ただし、食後のデザートとして果物を食べるのはあまり良いとはいえません。 前に食べた食事の消化が終わっていないのに、ブドウ糖を詰め込んでしまうと、うまくエネルギーとして吸収できなかったり、太る原因となってしまうからです。 食べるタイミングさえ気を付ければ、果物は生で自然に食べられますから、最高のエネルギー源となりますよ。 朝食をフルーツにするのもおすすめですし、空腹時あるいは食事を食べる30分ほど前にフルーツを食べるのはOKです。 日本人の食生活は、ご飯におかず(肉、魚、やさい)それに汁ものといった食べ方ですので急にかえるのは難しいかもしれませんが、肉や魚を食べるときはサラダをたくさん食べてご飯をたべないようにするとか、1食ずつでも変えてみると胃腸を休めてあげた分のエネルギーが生活のなかにあふれて来るようになると、これはもうやめられませんよ。 それからもうひとつよくかむこと。 これは消化を助ける上でとっても大きなヘルプになりますよ。 一口50回以上はかみましょう。かめばかむほど唾液の分泌が活発になって胃液や胆汁ともよく混じり合い、消化が助けられますからね。 |
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